【割烹 黒ねこ】吉祥寺で一足早く花見酒の出来る割烹料理屋さん

吉祥寺と言えば「ろくでなしBLUES」を思い出します。いつか井の頭公園の野外ステージでオレガジェさん(このサイトの編集長のこと)相手に三角飛びパンチをやってみたいと思っている宮(@PEN_PEN_)です。

今回はとあるお誘いでステキな割烹料理屋さんに行ったので酔った勢いで撮った写真を交えて紹介します。

黒ねことかカメとか桜とか

吉祥寺駅の南側に位置する公園口から出て歩いて3分、井ノ頭通り沿いの地下にあるのがこのお店、「割烹 黒ねこ」さんです。

黒ねこさんは吉祥寺でも老舗のお店で、駅から近いのにとても落ち着いた立地にあります。

地下にあるのも隠れ家的でいいですね。

写真3 猫の置き物

階段には休憩中の黒ねこちゃんが。

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階段を降りるとカメちゃんがお出迎え。噛み付いたら離さない系のやつですね。

靴を脱ぎ店内に入り部屋に案内されてびっくり。

写真5 桜

まさかの桜!!

写真6 桜2

今回訪れたのは、都内で開花宣言されたばかりのこの時期だったのですが、こんなにも早くピンクに染まった桜が見れるなんて(≧∇≦)

店内は落ち着いた雰囲気。襖で仕切られている個室だから人数に合わせて広く使う事も出来るのかな??床が赤いカーペットでなんていうか明治維新っぽさって言うんですかね。

いや、その頃まだ生まれてないんでわかんないですけど。

桜を目の前にいただく美味しいお料理

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漆黒のテーブルには可愛い箸袋が置かれています。他にも店内のいたるところに黒ねこちゃんが配備されてますね。

ひとまず、おビール頼んだんですけどお店の方が注いでくれます。なんか緊張しちゃいますね。

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ビール飲んでると出てきたのが本日の一品目。アスパラやホタルイカ、じゃがいものがバターの蒸し焼きにされたやつ。アスパラの上に乗ってるのは高級食材のからすみ!!

これを一旦見せていただいてからわざわざ調理場の方へ持ち帰り取り皿に盛り付けてからまた持ってきてくれます。なんなのこの手間のかかるおもてなし。

アスパラはすごい太くてサクサクととてもいい食感。ホタルイカは柔らかすぎ。からすみを少しずつ取りながら食べると味に変化があって美味しいですね。

写真9 白ワイン

ハイ、ここでワイン投入。シャブリいただきました。

これを飲むとフランスにいた頃を思い出します。ウソです。

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次はハマグリの汁物なんですけどホクホクに焼かれたパイナップルのような見た目のタケノコとあおさが入ってます。

食感バツグンのハマグリがメインと思いきやタケノコのホクホクした感じに衝撃を受けました。なんて言うかさつまいものような甘さと言うか普段食べることのないタケノコの感じ。

写真11 刺身盛り

お次はお刺身。マグロとかイカとかウニとかいろいろ。

一言で言ってしまうと全部美味しいんですけどね。でもその中で一際驚いたのがウニ。

このウニがフルーツのような甘さ。臭みやクセなど全くなくて体にスーッと入ってくる感じ。

しかもこのウニそのまま食べるだけじゃないんですよ。

写真12 ウニとノリ

海苔が用意されていてお好みでここに乗せていただけるんです。これがまた海苔の香りが引き立って美味しいんですよ。

写真13 クロムツの煮付け

さっぱりとお刺身をいただいた後は味の染み込んだ煮付け。今回は高級魚であるクロムツの煮付けでした。これ見た瞬間ゴハンが欲しくなりましたね。

写真14 取り分けたクロムツ

この煮付けも取り皿に分けて出してくれます。

この煮付けは身をお箸で取るのが困難なぐらい柔らかい。お箸の使い方をスキルアップするには最高の料理ですね。

この煮汁は絶対にゴハンが欲しくなるよなーと思ってたら・・・

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ハイ、来た。わかってらっしゃる。ゴハン来ましたよ。絶対に美味しいやつ。

このためにクロムツを少し残しておくことをお勧めします。クロムツを乗せて煮汁をかけてそれをいただく。コレ最高に美味しい(゚Д゚)ウマー

写真16 日本酒

気付いたら日本酒も飲んでたんですけどね。

お猪口はいろんな種類から選べるようになってます。

ちなみに自分は深い青でちょっと珍しい浅めのお猪口でいただきました。

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桜の花びらとかキレイですね。

まさか一足先に花見酒が出来るとはね。

写真18 森伊蔵

ちなみに一緒に行った知人は森伊蔵とか飲んでたんですけどね。しかも口開け。

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森伊蔵は焼酎に興味のない自分でも名前を知ってるぐらい有名なお酒ですね。

写真20 クエ鍋

さて次はメインっぽいお鍋。阿波尾鶏とか猪とか数種類から選べるんですが今回はクエをいただきました。

食べ方もお出汁でいただくかポン酢でいただくか選べたのでお出汁をチョイス。

写真21 クエ

そしてこのクエをしゃぶしゃぶスタイルでいただくんですがここもお店の方が作ってくれます。

写真22 クエ投入

クエを投入して

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泳がせて

写真24 クエを取り皿に盛る

救出したら

写真25 クエ鍋完成

完成じゃ〜い!!クエの美味しさにも驚いたけど特大なめこにもカナリの衝撃受けたんですけどね。一個のなめこを一口で食べるかどうか迷うぐらいの大きさ。美味しかったです。

写真26 ワイン

そしてここでワイン追加。このあたりから写真撮るのが結局ツラくなってきました。

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鍋の〆と言えば雑炊!うどんも選べたんですけどね。今回は雑炊をチョイスしました。

もちろんこちらも全部作ってもらえるから目の前で眺めてるだけです。

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ゴハンを投入して

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混ぜ混ぜして

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ミツバの入った溶き卵を投入して

写真31 鍋に蓋

蓋をしてちょっとガマンすると

写真32 雑炊完成

雑炊の出来上がり〜(^o^)

写真33 器に盛った雑炊

〆の雑炊いただきます!!

元々お出汁の効いたスープにクエの旨味も加わってこれはいくらでも食べれますね。

お米サイコー*\(^o^)/*

写真34 フルーツ

最後は果物が出てきました。はまさきと言う品種のみかんと苺はみんなご存知のあまおうですね。

あまおうはよく聞く苺の品種ですけど安定の甘さ。

もうひとつ盛られたみかんは聞いたことない品種のはまさき。

これとても高級なみかんらしいんですけど口に入れて驚きました。酸っぱさゼロで甘さしかない上に水分の塊。今まで食べてきたみかんとは一線を画す甘さと水分量ですね。

水分多すぎてみかんで溺れるかと思ったわ。

至れり尽くせりな隠れ家

今回は知り合いのお誘いで入店したので詳細は不明なのですがコース料理に別途ドリンク代と言う感じでした。

一通り食べるならアラカルトよりコースの方が断然お得みたいですね。わざわざお品書きを見る必要もないから同席者との会話に集中できますし。

たまにはこんな贅沢なお店もいいなと思いました。

一足先にお花見を楽しみながら美味しいお料理に囲まれて大満足な夜でした。

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そういえば帰りに見たらカメちゃんがいなくなってました。

食事してる時に調理場から包丁で何かをガンガン叩く音が鳴り響いてた気がしないでもなかったんですけどあの音はカメちゃんと関係あったのかしら。

店舗情報

店名 割烹 黒ねこ
住所 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-1 早坂ビルB1F
電話 0422-44-8807
ホームページ http://www.kappou-kuroneko.com/
営業時間 17:00~24:00
定休日 日曜・祝日

 
   
 

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宮

気が向いたときになんとなく寄稿したりしてる気分屋さん。
大体食べたり飲んだり遊んだり引きこもったりしてます。